ライター業

やっぱり高報酬!ライターが出版社からお仕事をもらう方法って?

出版社からお仕事が欲しい――。

そう思っている方、いませんか?

ここでは私の経験をもとに、その方法を述べたいと思います。

ライターが出版社から仕事を狙う理由

なぜ出版社からお仕事をもらったのがいいのでしょうか。

それはひとえに、報酬が高い からです。

いまライターと言えば、webライターから始める人が多いでしょう。ただwebの場合、報酬はピンキリ。

下はかなり安いです。1文字0.1円とか。

これに対して、出版社時代に私が知る限りでは、「ライターの原稿料が1枚2,000円」というと「安っ」と驚かれるレベルでした。

1枚とは、400字づめ原稿用紙1枚のこと。

つまり、2,000円/400字

1文字5です。

この差を考えると、やっぱり出版社からお仕事をもらいたい、という話になっちゃいますよね。

出版社から仕事をもらうためにライターができること

では出版社から仕事をもらうにはどうしたらいいのでしょうか。

黙っていても仕事は降ってきません。自分というライターを知ってもらい、使ってもらわなければ。

そのためにはどんな策がとりうるのか。

主に次の3点が挙げられます。

①直接、自分を売り込みに行く

書きたい分野やメディアがあれば、それを扱っている編集部に直接、売り込みに行くんです。

実際に会って話したほうが、先方に自分のことが分かってもらえるし、こちらも先方のことがわかります。

ただし、いきなり出向いて、会ってもらえる可能性は低いです。電話やメールで「一度会って話をさせてほしい」と頼んでも、応じてもらえないことのほうが多いでしょう。

編集部はめちゃくちゃ忙しいんです。そのなかで、よくわからない人にあるのは、面倒以外の何者でもありません。

でもひょっとしたら、何社かに一社は応じてくれるかもしれません。

じつは、私も編集部に在籍していたとき、売り込みで来たライターさんに会ったことがあります。ちょうど付き合いのあるライターさんが体調不良で仕事ができなくなったので、代わりのライターを探していたためです。

こんなふうに、タイミングが合えば、会ってもらえる可能性はある。チャレンジしないよりかはしたほうがいいと思います。

門前払いを喰らえば、かなり凹みますけどね……。

②資料(実績)を送って認めてもらう

直接会うのは、かなりハードルが高いです。

少しハードルを下げて、資料を送って見てもらう方法があります。

編集部側も、いきなり来られて貴重な時間をつぶされるより、資料を送ってくれたほうが空き時間に見ることができるので助かります

そのとき目に留めてもらうためには、実績が必要です。メディアでの掲載歴、どんなメディアで仕事をしている(きた)のか、自分の書いた文章……。

思い返せば、イラストレーターさんがよくこの手法をとっていました。イラストレーターさんの場合は、自分が描いたイラストを送ればいいわけですから、判断しやすいんですね。

実際に、資料を送られてきた方のなかから、イラストのお仕事を頼んだこともありますよ。

もちろん、資料を送ったからといって見てもらえる保証はありません。即、ゴミ箱行きになる可能性もあります……。

③出版社に付き合いのある人に紹介してもらう

いちばん可能性の高い方法は、紹介です。

いま現在、出版社とお付き合いのある人から紹介してもらうのです。

編集部側としては、うまく書ける人、信頼できる人にお願いしたい。スケジュールも過密だし、めちゃくちゃ忙しいから、書き直しになったりはできるだけ避けたい。

文章の上手なライターさんを「あの人は使える」と言ったりするのですが、初めての人は「使える」か「使えない」かわかりません。なので仕事を頼みにくいんですね。

それよりも、普段から一緒に仕事をしている人から「この人、文章うまいから使ってあげて」「いいライターさん、知っているよ」と紹介された人に任せるほうが、安心なわけです。

「出版社とつながりのある知り合いなんていないよ!」「いたらとっくに紹介してもらっている!」と思われるでしょうが……。

ただ、いつどんなことが起こるかわからないので、ライターさん同士のつながりは大切にしておいたほうがいいかなと思います。

ブログPVは評価されにくい

以前は、紙媒体のメディアは、ネットメディアを下に見る風潮がありました。そのため、ネットメディアでの執筆歴はあまり評価されていませんでした。

ですが、最近はネットメディアの影響力がどんどん増しています。そのため、ネットメディアでの執筆歴も実績として評価され出しています。

ただし、ブログは要注意。

「ブログが〇〇万PV」は評価されにくいかも、といった印象です。

これは私の憶測ですが、「ブログはかなり主観的」「ブログは日記」のイメージが強いためでしょうか。文章のテンションや言い回しなども、独特な感じもします。

出版社は閉鎖的でも一度つながれば継続しやすい

おわかりのとおり、まったく出版社と関係のない人が、出版社から仕事をもらうのはなかなか難しいです。

十数年前までは、雑誌や本がどんどん売れていて、出版業界もイケイケな時代でした。そんな時代は、たくさんのライターさんを抱えている編集部も多くありました。

近年は業界も不況で、人件費はどんどん削る方向になっています。当然、ライターの数も絞りこまれています

よく言えば保守的、ちょっと悪く言えば閉鎖的なので、ここに新しく割って入るのはハードルが高いんですね。

ただ、閉鎖的であるぶん、一度関係を築いて信頼関係をつくることができれば、その後も継続して仕事がもらいやすいです。

あきらめなければ、道は開ける、かも?