フリーランスでライターをしているえいこです。
よくSNSで、webライターで活躍している人をみませんか? なかには専業主婦や小さい子供を持つママが、ものすごく稼いでいたりします。
そんな姿をみて、webライターに興味をもっている人も多くいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは、
- webライターってなに?
- 未経験者でもできるの?
- 子育て中のママでも本当に稼げるの?
といった点を解説していきますね。
どうしてwebライターが主婦やママにおすすめなの?
webライターは、ネット上の文章を書く職業です。
私たちは日々、パソコンやスマホで、なにかしらのサイトを見ていますよね。そこにある文章の多くが、webライターによって書かれたものです。
webライターは老若男女を問わない仕事。
そのなかでも、社会復帰が比較的難しいとされる子育て中の女性や専業主婦の方にもおすすめできる仕事です。
なぜでしょうか? その理由は、
- 初心者や未経験者でもなれる
- パソコン1つあればできる
- 自宅で作業できる
- 自分の都合に合わせて作業できる
- 独学でスキルアップできる
です。ハードルがさほど高くないんですね。
詳しく見ていきましょう。
①初心者や未経験者でもなれる
webライターには、どうやってなるのか。
じつは、特定の基準はとくにありません。自分で「webライター」だと名乗れば、webライターです。
収入が得られていなくても、自分のサイトなどweb上で文章を書いていれば、誰でもwebライターなんですね。
必要な資格も、とくにナシ。
また、過去に文章を書く訓練をしていない人でもライターになることが可能です。
たとえば、
- 小中学生のときに作文くらいしか書いたことがない
- 学生時代、とくに国語が得意だったわけではない
- 読書好きでもないし、あまり本を読んでこなかった
こんな人でも大丈夫です。
実際、私もこれまでの人生で読書量が多いわけではなく、国語も苦手でした。
でも、だからこそ、文章の分かりにくいところに気が付きやすいし、「誰にでもわかるような文章」が書ける、ということにつながるんです。
②パソコン1つあればできる
webライターに必要なものは、パソコンのみ。
そのパソコンも、とくに高いスペックのものは必要ありません。
ワードなどの文章を書く機能と、インターネットが繋がっていればOK。
私が利用しているのも、5万円弱で購入した12インチほどのノートパソコンです。
③自宅で作業できる
②のとおり、パソコンさえあればできる仕事です。そのため、場所を選びません。
近年は「ノマドワーカー」という働き方が注目されています。特定の場所で働くのではない働き方です。
まさにライターはノマドワーカー。
パソコンがあって、インターネットがつながってさえいれば、自宅はもちろん、カフェだったり旅行先でも仕事ができます。
④自分の都合に合わせて作業できる
webライターには、決まった勤務時間はありません。
あるのは締切日のみ。
決められた期日までに文章を仕上げて納品すればOK。
そのため、主婦なら家事の合間にも作業ができるし、子育て中なら子どもが昼寝している間や夜寝た後など、自分の都合に合わせて仕事ができるんです。
⑤独学でスキルアップできる
webライターは文章が上手くなればなるほど稼げるようになります。
どうやって文章を上達させていくかは、人それぞれ。
本を読んで勉強する、誰かを参考にする、講座を受講する、ひたすら経験を積む、など。基本的には独学で行ないます。
そのため、やる気と努力次第でどんどんスキルアップできる仕事なんです。
未経験者でもwebライターの仕事はあるの?
webライターを目指す人は多いので、「それなら、あまり仕事がないのでは?」と思うかもしれません。
心配無用、webライターの需要はどんどん増えています。
というのは、いま企業はどんどんwebサイトを立ち上げ、充実させる方向に動いています。
私が勤めていた出版社も、ジャンルごとにサイトを立ち上げたり、記事配信を頻繁に行っています。その記事を書くのはライターさんです。
個人でもサイトを運営する人がどんどん増えて、Webライターに記事を外注するようになっています。
いま世の中のほとんどの人がスマホを使った生活をしていて、情報をネットから仕入れる時代。こんな世の中が続くかぎり、Webライターの需要は減らないでしょう。
また女性は「共感」が大事ということをよく言いますよね。その意味で、女性ライターの需要も高まっています。
たとえば妊娠出産や子育てなどは、経験した女性だからこそ、女性読者に向けて共感できる文章が書きやすいという面もあるわけですね。
なので、仕事はたくさんあります。未経験や初心者の方でも、文章力次第でじゅうぶん勝負できます。
webライターがお金を稼ぐ方法
名乗れば「webライター」なのですが、大事なのはお金を稼げるかどうかですよね。
ではどうやってお金を稼げばいいのか。
未経験者の場合、以下の方法が考えられます。
- クラウドソーシングに登録する
- 自分のサイト(ブログ)を開設する
- 求人に応募する
とっつきやすい方法から見ていきましょう。
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングとは、仕事をお願いしたい企業や個人が、インターネットを通じて不特定多数の人に仕事を依頼したり、募集したりするサービスです。
このサービスを利用すれば、ライター初心者でも稼ぐことができます。コツコツ続けて実績を積んでいければ、収入を増やすことも可能です。
おすすめのクラウドソーシングサービスは、以下の3つ。ライター案件が多いです。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- サグーワークス
まったくの未経験であれば、ランサーズかクラウドワークスがおすすめ。この2つならどっちをやってもいいし、むしろどっちもやってみるのがいい。
やってみて、合うほうを続ければいいと思います。
ザグーワークスはライティングに特化したクラウドソーシングサービス。上の2つに比べると、単価が高めである代わりに、高いレベルが求められます。
ライティングに慣れてきたら挑戦してみるといいですよ。
サイト(ブログ)を開設する
自分でブログを立ち上げて、広告やアフィリエイトで稼ぐ方法です。
「え、自分でサイト開設なんてムリムリ!」「IT知識ゼロなんだけど……」
そんな人でも大丈夫!
自分のサイトを持つ利点は、とにかく文章が書けるところ。クラウドソーシングだと依頼者から受注(交渉成立)しなければいけませんが、自分のサイトなら好きな時に好きなように書けます。
もっと上手く書きたい、もっと読んでもらいたい、もっとデザインをよくしたい……、と考えて調べているうちに、いつのまにか実力がついてきます。
ライターの求人に応募する
最近は女性活用・女性活躍の観点から、子育てママや専業主婦でも働きやすい環境が整いつつあります。
ライター案件なら、企業の広報やPR担当などの仕事もあります。
ただ、未経験者や子育て中のママは、一般企業からは敬遠されがち。
そんな場合は、ママワークスで調べてみましょう。小さいお子さんを抱えたママを想定した求人サイトなので、安心して応募できますよ。
在宅ライターでどのくらい稼げる?
webライターでどのくらい稼げるか。
これはもう、人それぞれと言うしかありません。
一般的に、ライターの仕事は「1文字〇円」といった文字単価です。
クラウドソーシングでは、未経験者は文字単価が低いものから始めざるを得ないので、最初は全然稼げないと思います。
コツコツ実績を積み、得意分野をつくり、受注の得意先をつくり……としていけば、ライターでも会社員の月収に劣らないくらい稼ぐことができます。
少しでも収入ができれば開業届を考えよう
収入が出始めたら、開業届を考えましょう。
本格的に「事業」とするわけです。
専業主婦の人は基礎控除以上、会社員は給与以外で20万円以上になれば、確定申告をして税金を納めなければいけません。その際、事業としていれば、「経費」が使え、税金を減らすことができます。
ライターであれば、書籍・雑誌・有料noteなどの参考資料、オンラインサロンや講座受講費用などの勉強代、取材にかかった費用・交通費、といったものが経費にできます。
また自宅で作業しているなら、電気代や水道代、インターネット代の何割かも経費に含めることができてしまいます。
自分の文章が社会の役に立っている!
webライターは自分の生活スタイルに合わせて仕事をすることができます。
そういった面で、わりと女性には向いている仕事だと感じます。
ライターは年齢も問わない仕事なので、基本的にはやりたいかぎり続けられます。
自分が文章が誰かの役に立っているという実感が得られるライターのお仕事は、とてもやりがいがありますし、どんどん文章を書くことが好きになってきますよ。